雄大な自然に囲まれながら仕事ができる!新宿から90分の檜原(ひのはら)村へ【ワーケーションレポートVol.1】

先日、東京の檜原(ひのはら)村にワーケーションをしに行ってきました。

東京都が取り組んでいる「東京都ワーケーション普及促進等モデル実証事業」で、檜原村のことを知り、早速申し込んでみました。しかも、開始日の11月25日、一番乗りで!(笑)

新宿からわずか90分で来れる、東京唯一の村「檜原村」

多摩地域の府中出身なので、高尾山や青梅といったエリアには馴染みがありましたが、檜原村まで足を伸ばしたことはありませんでした。

檜原村は、伊豆諸島を除けば東京唯一の村です。檜原村の玄関口は、武蔵五日市線の終着駅、「武蔵五日市」。

新宿から、武蔵五日市まではわずか90分。本を読んだり、仕事のメールを返していたりしたら、あっという間に到着してしまいました。

今回のワーケーション会場は、「檜原おいねハウス」というワーケーション施設です。

ここへ行くには、武蔵五日市からさらにバスで30分乗る必要があります。バスは1時間に1本、ない時間帯もあるので注意してください。

バスで山道を登っていきます。停留所「払沢の滝」で降りれば眼前には……

どの景色を撮影スポットしかない!紅葉に色づいた山々と澄んだ空気

紅葉に色づいた山々が!到着した頃は雨が降っていたので、少し頂上のほうが雲でかすんでいます。

気温は、東京よりも2〜3度寒いかなという感じでしょうか。ただ、空気は澄んでいてとても美味しいです。

いたるところに、橙色にいろづいた紅葉が。

この景色を独り占めできてしまうとは!思わず、シャッターをパシャパシャと切ってしまいました。

近くには、橋がかかっていて、その橋から北秋川をながめる景色も格別。写真好きな方にとっては、シャッターチャンスだらけです!

暖炉の火に癒やされながら、ワーケーション

小雨で冷えた身体を暖めるべく、ワーケーション会場の「檜原おいねハウス」へ。

ワークスペースに入ると、まず薪の暖炉が目に止まります。

つい、火が燃える様子をうっとり見てしまいました。薪で焚く暖炉なんて都心にいたら味わうことのできない格別な体験です。

ワーケーション会場というだけあって、コンセントとWi-Fi完備。接続速度も良好です。

また、設置してあるお茶やコーヒーは無料で飲むことができます。宿泊もできるらしく、上には部屋が、1Fにはお風呂場もありました。

この日は雨だったので利用しませんでしたが、テラス席もあります。

そこでは山の景色を眺めながら、仕事ができます。このテラス席には、ときおり親子の猿が出るとのこと。

「チャーシューワンタンメン」でお腹を満たす

昼頃まで仕事をしたら、小腹が空いてきたので、おいねハウスの方に教えてもらった「たちばな家」へ。

「たちばな家」までは、おいねハウスから少し山を下り、徒歩で20分くらいの距離にあります。

おすすめされた「チャーシューワンタンメン」を、早速注文します。

歩いて身体も冷えていたのと、お腹が空いていたので、あっという間に完食。とても身体が温まりました。

足を伸ばして、秋川渓谷の「瀬音の湯」へ

帰りのバスの時間を考慮し、夕方ごろにおいねハウスを後にします。このまま帰るのももったいないので、檜原村の隣町のあきる野市にある「瀬音の湯」に行きました。

「十里木」というバス停で降り、瀬音の湯を目指します。

あれ?よく見たら秋川渓谷の文字が!

どうやら、地図を見ると、瀬音の湯に行くには、この秋川渓谷を通過すると早いみたい!なんとも、贅沢なルート!

この橋(渓谷)を渡り、温泉を目指します。

渓谷のど真ん中を渡ります。

紅葉の季節は最高の眺めです!

ゆっくり写真を撮影しながら、15分くらい歩いたら目的地に到着しました。

平日というのに、地元の人でしょうか。かなり混み合っておりました。

瀬音の湯は、地下1500mから湧き出た硫黄温泉で、トゥルトゥル系のお湯です。

とても身体が温まり、肌もつるつるになりました。

バスまで少し時間があるので、瀬音の湯にある「カフェせせらぎ」で、「苺のコンポート」とホットコーヒーを頼みます。

まるごと入った苺に、練乳がたくさんかかっていて美味しい!わりとボリュームもあるな。これで450円??安すぎない?

温泉についている食事処ということで油断した……!

温泉に、仕事に、観光に。短時間だけど充実したワーケーション

今回、滞在したのは5時間弱でしたが、とても濃密な時間を過ごせました。

私は、公共交通機関で行ったので、短時間の滞在になりましたが、檜原村は、観光地や温泉、お店が点在しているので、マイカーがある人はもっと長く滞在できるし、さまざまな場所へ訪問できると思います。

今は、「東京都ワーケーション普及促進等モデル実証事業」の一環で、「檜原おいねハウス」の利用料金は無料です。

ぜひ息抜きに、自然を見ながらワーケーションしてみませんか?

【基本情報】
〒190-0211 東京都西多摩郡檜原村三都郷2762-1
営業時間:月曜日~土曜日(10:00~18:00)
定休日:日曜日・祝日・年末年始
TEL:04-2598-1111(営業時間内)

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