水田に囲まれて仕事ができる!ショウナイホテル スイデンテラス【ワーケーションレポートVol.6】

4月13日に「ショウナイホテル スイデンテラス | SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」でワーケーションをしてきました。

Twitterの投稿で、この場所を知り、行きたいなと思っていました。

6月に京都移住もあるし、東京にいるうちに行っておこうということで、4月にリフレッシュがてら2泊3日でお邪魔しました!

ラーメンの激戦区の一面を持つ「鶴岡市」


鶴岡駅までは、東京から上越新幹線、特急いなほを乗り継いで4時間半。

到着にするころには昼を回っていて、お腹はペコペコでした。

しかし、この日はあいにく雨……。では、駅近くのお店を探そうと、歩きながら見つけたのがここ。


「ラーメン 風林火山 鶴岡本店」※現在は、鶴岡市宝田へ移転(駅から2km)

山形はラーメン店がひしめく「ラーメン県」。その数は日本一とも言われています。

そして、県内第二の都市のここ鶴岡も、80店が軒を連ねる激戦区。

そんなわけで、ラーメンへの期待は高まります。

看板がちょっと派手だなくらいで疑いもしませんでした……。ここが二郎系だということに笑

これでも量は少なめ、トッピング無しです。全部食べきれるかな?そんな不安に駆られていましたが、想定外の旨さ!!

実は、二郎系のラーメンはそこまで得意でないのですが、ここのラーメンは今まで行った中で本当にお世辞抜きで美味しかった!

あっという間に完食してしまいました。

雨の日も、晴れの日も楽しめる「ショウナイホテル スイデンテラス」


お腹も満たしたところで、今回ワーケーションをする「ショウナイホテル スイデンテラス」まで徒歩で向かいます。

「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」をテーマとしているだけあって、宿泊施設だけでなくレストラン、スパ、ジム、図書館など、この施設だけで一日過ごせてしまうほど充実しています。

初日は、一日雨との予報だったので、おとなしく館内でゆったり過ごすことにします。

まずは部屋の感じ。

一人で宿泊するには十分すぎる広さ!なんといってもキレイ!

窓の向こうには水田が見られますが、あいにく雨でキレイな景色は見られず。

しばらく仕事に集中します。

・・・

仕事も一段落したところで、スパで旅の汗を流しにいきます。

ひとっ風呂浴びてからは、図書館で静かに本を読みます。

本は、いわゆるハウツー本ではなく、”遅効”のものばかり。

 

哲学、アート、自然、暮らしなど、こういった文脈にピンと来る人にはたまらない空間かも。

気になったこちらの本をゆっくりと読みます。図書館で読むなんて、本当に大学時代以来かな。

【2日目】360度田園ビューを、自転車で疾走!

2日目は、お昼から晴れるとの予報だったので、午前中は仕事をし、お昼からレンタサイクルで鶴岡市内を疾走します。

 

見渡す限りの田畑、田畑、田畑……道路も道一本だし、最高!!!

目指すは、あとがけ焼そばを食べられるという「ばそき屋」!

途中、想定外の峠越えをして、ようやく着いたと思ったら……まさかの不定休!!

こんな感じの景色が続く場所なので、周囲に飲食店はありません。地図で検索したら、海沿いの中華屋さんがやってそう。

しかし、閉店まであと1時間……。

もう空いてなかったら、途中コンビニでパンでも買おう、そんな感じで向かったら……

空いてた!!

海風による冷えと、自転車での足腰の疲れ、そして飲食店が空いていなかったという心身ともにボロボロの状態で、駆け込みました。

 

ここの人気メニュー「えびらーめん」を食す!

とにかく寒かったから、身体中に沁みわたります。エビはぷりぷり、麺も中太硬めで僕好みです!美味しい!!

ゆっくりこの辺を観光した時に、また来たいですね。

善寳寺の五重塔と桜が織りなす美景


エネルギーもチャージしたところで、ホテルの帰りしなに「龍澤山 善寳寺」に立ち寄りました。

ここは、天台宗の僧、龍華妙達上人が開基したとされる歴史深いお寺です。


立派な山門


山門をくぐり……

階段を上がったその先には……


本殿が!!


ここまで自転車で走り詰めだったので、ちょっとばかし休憩を。


近くに、立派な桜が咲き誇っていました。思わず、五重塔をバックに撮影。

花筏と鶴が丘城址公園

2日目、最後に立ち寄った場所は、鶴が丘城址公園と荘内神社。

雨で満開だった桜が川に散り、花筏になっていました。桜の季節の終わりを感じさせる光景ですね。


荘内神社のなかでは、いくつか屋台が建っていました。

小学生ぶりでしょうか。チョコバナナを購入。昔、親と縁日に行ってわたあめを食べていたのを思い出します。

日も沈みかけてきたので、宿へ戻ります。夜はライトアップされていて、こんなきれいな光景が見られます。

昼間はこんな感じ

2日目最後の夜は、せっかくなので、スイデンテラス内のレストランでディナーをいただきます。

注文したのは、

「ふきのとうのチーズリゾット」「さくらんぼジュース」

ふきのとうは、味が独特でなかなか味のバランスがとりにくいと思うのですが、濃厚なチーズとの組み合わせが抜群で、とても美味しかった!!

【3日目】修験道の聖地「羽黒山」へ


いよいよ3日目。ラスト朝食。この日は朝から快晴でした!

平日だったので、レストラン会場はほぼ貸切状態。


さくらんぼほうじ茶、ラ・フランス茎茶など、山形名物の果物を使ったオリジナルティーも飲み放題。

・・・

お腹も満たしたところで、3日目は羽黒山へ。

羽黒山といえば、月山、湯殿山と並び、出羽三山のうちの一つで、修験道の聖地として知られています。

全国から山登りに多くの人が訪れます。


今回は、時間の都合上、上りはバス、下りは歩きというコースで行くことにしました。


まだ雪残る山頂。4月なのにまだまだ寒い(笑)


これが日本最大級を誇る茅葺屋根ですね、圧巻!

ここには、月山・羽黒山・湯殿山の神々が合祀されています。

羽黒山山頂を散策したかったのですが、帰りの新幹線の時間が迫っていたこともあり、石段を下ります。

一応、コースについては「小学生でも上り下りできるレベル」と書いてあったので、「大丈夫だろう」と高をくくったのが間違いでした。

このあと、悲劇を見ることに。。。

まさに修行!2446の石段を下る


石段を見てびっくりです。これはハードコース。

雨天時は危険ですね。晴れていてよかった……。

手すりがないので、足にぐっと力をいれて、一段一段降りていきます。


平坦な箇所もありますが、この急な石段がずっと続きます。さすが修行の場所だけあります。

だんだん膝が震えてきました。

もう一層のこと、転がろうかなと思いますが、ぐっとこらえて一歩一歩前進します。

途中に五重塔が見えてきました。よし、ゴールまであとわずか。


杉香る静かな山の中にたたずむ五重塔。美しいですね。


周りの杉も、樹齢100年を超えるものばかりで、また山頂とは違った雰囲気です。

90分かけて、ようやく羽黒山の随神門へ到着。膝が笑いまくっています。

庄内地方の郷土料理「麦きり」をいただく

鶴岡駅行きのバスがくるまで、少し時間があったので、随神門そばにある「大川商店」で麦きりをいただきます。

稲庭うどんや冷や麦よりは太いけど、讃岐うどんよりは細い庄内の郷土料理です。


うどんと比較すると、かなり弾力があり、きしめんのようにツルツルしていますね。

急いで食べると、つまるので注意です。

“仕事とバケーションが両立した”ワーケーションだった

ワーケーションをすると、「仕事には集中できたけど、あまり観光できなかった」もしくは「いろいろな場所に行けてリフレッシュしたけど仕事が進まなかった」となりがちですが、今回の旅は、サイクリング、登山、ご当地グルメも食べられて、かつ仕事も捗った充実のワーケーションができました。

スイデンテラスは、Wi-Fiもサクサク、雨の日も図書館やスパで過ごすことができますし、車がない人も鶴岡駅から徒歩で訪れることができます!ぜひぜひご利用を!

受付時間 チェックイン15:30~24:00
チェックアウト6:00~10:00
定休日 なし
住所 山形県鶴岡市北京田下鳥ノ巣23−1
駐車場 あり(150台)
電話 TEL:0235-25-7424
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