先日は、魚津市が運営している「ワーケーションモニター事業」に、3泊4日で参加しました。
富山には以前1泊だけ立ち寄ったきりで、全く魅力を堪能できていなかったので、今回は存分に魅力を発掘しました。
【1日目】東京駅から魚津まで3時間強。
東京から魚津までは、新幹線の黒部宇奈月温泉駅まで行き、富山地方鉄道を乗り継いで3時間強。
途中、黒部宇奈月温泉駅で雪がえげつないくらい降っておりましたが、
幸いにも魚津の方は晴れておりました。
まずは、魚津市役所の地域協働課に挨拶へ。色々、地図やらガイドマップやらをもらって、魚津についてお話を伺います。
「東山円筒分水槽」がとても写真映えするということで、ぜひ行きたいという話をしていたら、アテンドをしていただけることに(ありがとうございます)
「東山円筒分水槽」は、魚津駅から車で2~30分ほど進んだ場所にあります。
この辺は、雪がびっしりと積もっていました。
まさに噂も違わぬ絶景!
分水槽に張られた水面と雪と青空のコントラストが綺麗です。
その後、夕方ごろにオンラインの打ち合わせがあったため、少し早めに「ホテルルートイン魚津」にチェックイン。
部屋はこんな感じ!
吉村家直系「はじめ家」で、体を温める
やはり、富山と言えば「ラーメン」です。
忙しくてお昼を食べる暇がなく、満を持しての「はじめ家」。
ここは横浜家系で有名な吉村家直系のお店。平日夜ですが、お客さんでいっぱいでした。
5分ほど待っていると、熱々の家系ラーメンが出てきました。
ほうれん草、チャーシュー、のり、そして濃厚な豚こつスープ、王道の家系ラーメンの組み合わせ!
麺はコシがあり、スープによく絡みます。食べたかった”あの”家系ラーメンでした。お腹空いていたので、3分くらいでペロリと完食。
【2日目】魚津市トライアルオフィス“necco”でお仕事
朝食は、ホテルルートイン魚津のバイキング!
パン、ご飯、揚げ物、サラダ、ヨーグルトなど、種類豊富でした。
腹ごしらえを済ませたところで、ワーケーションプログラムの目玉「魚津市トライアルオフィス“necco”」でのお仕事です。
ホテルルートインからは、徒歩20分弱なのでちょうど良い朝の運動です。
見ての通り、元々小学校だった場所を利活用してできたトライアルオフィスになります。
手続きを済ませ、早速使用する部屋へ。なんとも懐かしい教室の香りと風景です。
暖房も効いているので、真冬でも快適に仕事ができます。もちろん、Wi-Fiや電源は完備。
思ったより、Wi-Fi早くてびっくりしましたw
お昼は「はりたや」さんで、海鮮丼をテイクアウト。
ここのお店は、港沿いにあって海が一望できます。天気が良いと本当に最高の写真スポットです。
サーモン、いくら、鮭のフレークと贅沢な盛り合わせ。採れたてのお魚とだけあって、とても美味しかったです。
海と山と夕日が交差する絶景スポット「蜃気楼ロード」
日没の時間になったため、一旦仕事を切り上げて近くの諏訪神社へ。
鳥居の向こうに夕陽が入り込み、なんとも綺麗な瞬間が撮影できました。
あまりに、夕陽が綺麗だったので、ボーッと20分くらい日本海を眺めていました。
海は嫌なことやストレスを忘れさせてくれますね。
天気が良いと、こんな綺麗な雪山も見ることができます。
2泊目は、マンテンホテルへ。こちらもルートインと同じく大浴場付きです!旅人にはありがたい!!
魚津駅からのアクセスは良いため、帰りはとても楽ですね。
この日はかなり歩いたため、夕方に大浴場の湯船に浸かって疲れをとり、その後「浜多屋 魚津駅前店」で夕食。
ここでは奮発して、げんげの唐揚げ、白エビのかき揚げなど、魚津の名物料理をたくさん頼みました。
【3日目】埋没林博物館に立ち寄る
3日目は、朝早くから埋没林博物館へ向かいます。
埋没林とは、土石流や海面の上昇などの原因によって、地中や水中に埋没したものを言います。
魚津では、昭和初期の魚津港の工事中に、大量の埋没林が出土され、保存されました。
博物館で展示されている埋没林は、国の特別天然記念物に指定されています。
想像の10倍くらいの大きな幹で驚きました。自然の偉大さを痛感させられます。
この人工的な断面は、その昔、まだ機械がない時代に手作業で木を少しずつ切った跡だそうです。
木を前にして目を瞑ると、その当時の人々の生活の様子が脳裏に蘇るようなそんな感覚がありました。
魚津名物「水だんご」って?
昼食は「中華そば やまや」へ。ここの名物は「ワンタンメン」と「中華そば」。
今回は、ワンタンメンを注文。透き通るようなスープのイメージ通り、とてもあっさりとしていて女性でもペロリと食べれちゃいます。生姜が効いていて、冷えた体を温めてくれます。
魚津市トライアルオフィス“necco”で仕事をした後、何か魚津名産はないかと、魚津駅前のスーパー「大阪屋ショップ」でこちらを買いました。これは何?
なんでも、「水だんご」と言って富山県黒部に伝わる、米粉と片栗粉、水だけで作られた郷土料理だそう。
食感は、お餅に近いけど、軽くあっさりしていているので、パクパク食べれちゃいますね。
今まで食べたことない不思議な味でした。
その後、夜ご飯は「大阪屋ショップ」に併設されている「五半屋」で。こういう街に根付く定食屋さんが好きでたまりません。
ご飯を大盛りにしたら、とんでもない量・・・。
大学生時代を思い出します(笑)
【4日目】御幣を作って、無火災を願う
ホテルをチェックアウトし、朝に魚津市トライアルオフィス「necco」へ向かいます。
この日は、「necco」がある村木公民館で御幣づくりが行われていました。
村木小学校の校長だった方が御幣の意味や由来などについて話をしていたので、特別に聴講させてもらいました。
この御幣は、例年26日に近くにある神社で行われる火祭りで燃やします。この御幣を燃やすという行為には、疫病退散や無火災などの意味が込められているそうです。
「愛宕社の火祭り」の始まりは江戸時代の中頃魚津の町で大火が続いたので「防火意識を高めよう」と火消しの纏に似せた大御幣を作り、火伏せの神様 軻遇突智命(かぐつちのみこと)が祭られている愛宕社に奉納したことが始まりと伝えられています。 pic.twitter.com/1HY8pIZkZS
— 魚津市観光協会 (@uozu_kanko) January 22, 2016
魚津丸食堂で、名物「ばい飯」を食す
お昼は、「necco」近くの魚津丸食堂で、名物「ばい飯」をいただきます。
土曜日だったので混み合っていましたが、10分ほどで席に座れました。
海を見ながらの「ばい飯定食」は最高ですね。貝は味が濃くて食べ応えがあって、美味しかった!
打ち合わせがあったため、その後は「necco」に戻ります。
この日も晴れていて、自分が作業していた部屋からは、山がくっきりと見えました。
この景色だけ、家に持って帰りたい!!
ちなみに、夕方ごろに入口を見てみたら、先ほどの御幣が飾ってありました。
いよいよ帰宅の時間。ゆっくり徒歩でJR魚津駅まで向かいます。途中、「水だんご 藤吉」に立ち寄って、お土産用に水だんごを購入。
なんだかんだで、魚津駅に到着。
天気が良いと、魚津駅周辺でもこんな綺麗な雪山が見れます。
夕日が当たる時間だと、より綺麗に見えるかも。
まとめ
実はかなり仕事を抱え込んでいて、仕事7割、観光3割でしたが、それでもかなり楽しめたかなと。
観光地は多くはないですが、やっぱり景色が最高です!
冬の時期は、ほとんど雪が降っているので天気は運任せですが、晴れた日には綺麗な雪山、そして日本海が一望できます。この景色を見に来るだけでも十分来る価値があるなと思いました。
次は、冬じゃなくて春や夏など暖かい季節にも来てみたいですね。